ウズベキスタンへ旅行しました!
久しぶりの海外旅行先に中央アジアのウズベキスタンを選んだのは、「円安だから」
と「行ったことのない国へ!」という理由から。
友達とスケジュールを調整して、11月6日から16日の10日間で行くことに決定!
実際行ってみて、持っていって良かったもの、要らなかったもの、をご紹介しようと思います。
まずは服装から!
ウズベキスタン11月の服装・準備
ウズベキスタンへ行って一番困ったのが服装。
日本に居るときに、11月の中旬にウズベキスタンへ行った人の情報を見つけることができなかったので天気アプリや大体の気温や降水量を確認して、想像で服を持っていたんです。
それが、こちら。
そして、結果、、、
寒すぎて凍りつく。
ウズベキスタンに到着した1日目はホテルに着いたのが夜の11時前。
2日目にはじめて、タシュケントの街に出たのですが、昼過ぎには、あまりの寒さに一旦「ホテルへ帰ろう」と。
それから、すぐに、足湯をしてシャワーをして、湯たんぽを入れて
ベッドに潜り込みます。
夕方ごろまで震えており、出かけることなど出来ず。。。
ついには食事にもいけず、UberEatsならぬ、Yandex Eatsでホテルに出前を頼むことに。
微熱も出て来て、その夜は、薬を飲んで寝ました。それが11月7日。
アプリで気温を見ると15度とかなんですね。
そして、晴れてもいるので、まぁ、大丈夫だろうと思っていました。
しかし!
寒さの種類が日本と違うんです。
まず、空気がとても乾燥しています。
そして、太陽が出ていないと、骨にジワジワ沁みる寒さです。
太陽が出ていても、日陰に入ると、真冬のような寒さです。
そして、悩まされるのが1日の寒暖差。
ホテルなど、部屋の中はセントラルヒーティングとエアコンがあって、温かいんです。
→でもそのせいで、部屋の中はものすごく乾燥しています。夜寝る時は、マスクが居るくらい。
でも、一度外に出れば、めちゃくちゃ寒いんです。
中にいる時は、薄着でもOKで、外に出ると真冬の格好が必要。
そうこうしているうちに、部屋では汗をかき、外では冷えての繰り返しで
風邪をひいちゃいます。
薬を飲んで、3日目早朝にタシュケント駅へ行って、ブハラへ移動します。
ブハラはタシュケントより少し南に位置するからか若干温かい気がします。
でも、
やっぱり、寒さの種類が日本と絶対に違う!
17度とアプリでは表示されていますが
体感温度は一桁台です。
晴れているのに、寒いんです。
外を歩いている人を見ると、私と同じようなブロックテックコートくらいの人やライトダウンくらいの人もいれば、ダウンコート、ロングコートを来ている人もいます。
おそらく、体感温度が全然人によって違うんだと思います。日本ならだいたい同じような服装ですが、薄手のセータで歩いている人と本気のロングダウンコートを着込んでいる人が混在して歩いているんです。
私は完全にロングコート派です。寒くてやってられません。自分でも不思議です。気温は18度くらいあって、晴れているのに。。。。
あまりの寒さに、ブハラで出会った地元の女の子たちに教えてもらった「なんでもあるよ!」というブハラ1のショッピングモールへ赴きます。
そこで、買ったのがロングコート。
ふわふわファーがついて、膝下ロングで、おそらく中綿のコートです。
これは、日本では、完全に真冬中の真冬。北海道旅行に行くなら買おうかというレベルです。
私は関西に住んでいますが、ここまでがっつりしたロングコートは日本でも着ません。持ってません。
このロングコートを着て、わたしは生き返りました!
まさかの出費でしたが、何も惜しくありません。
命のロングコート。
この後の旅行中、肌身離さずずっと着ていました。
11月14日にタシュケントへ戻るのですが、
特急がタシュケント駅に着き、ドアがあいてプラットフォームに降りようとした時
思いもかけず、雪が降って来ました。11月14日に初雪です!
それぐらい寒いんです。
というわけで、わたしの体験からは、11月2週目からの服装は、ダウンコート必須!(ライトダウンでは薄すぎます。)
ただ、私もなぜこんなに寒いのかわからず、「寒さの質が日本と違う」と思うのです。なので、寒さの質の違いが問題ない人は、一定数いると思います。
なので、自分がどちらのタイプかわからないと思うので
念の為、ダウンロングコート(ダウンなので軽くて小さく収納可)を持っていかれることをおすすめします。
特に、首都のタシュケントとサマルカンドやブハラでも数度の気温の差がありますし
11月第一週目と2週目、さらには3週、4週目では、1日違うだけで大きな気温差があります。
現地で買えばいいや、と思われるかもしれませんが、結構高いです。そして特に地方にいかれる場合「ダウン」のコートを見つけるのは至難の業です。
ブハラでは、「ダウン」コートは見付けられなかったです。
ユニクロのダウンロングコートで十分なので(ライトダウンでは不十分!)
ぜひ、用意していかれることをおすすめします。
ちなみに、帽子(日本のがっつり冬用)と手袋もあったほうがいいです。
昼間、温かくても、陽が落ちるとがっつり冷えるので特に帽子は必須だと思います。
↑ロングコートを購入し、帽子、ネックウォーマー、手袋を装備し、元気になった私の姿(笑)
ブハラのショッピングモールでコートを探しているときにたまたま出会った、ガイドの仕事をしている女性と話していたら、「ブハラは近くに砂漠があるから寒いのよ。」と教えてくれました。
やっぱり内陸特有の砂漠特有の「寒さ」はあるみたいですね。
備えあれば憂い無し
わたしは、コロナ前まではバックパッカーをしていて
荷物は少なければ少ない方がいいと思っていました。
そんなこともあって、今回のウズベキスタン旅行も
できるだけ荷物を減らす方向で準備していました。
でも、「備える」ことと「荷物を減らす」ことは違いますね。
今回は、反省しました。
そういえば、インドの山奥へ行った時もモンゴルへ行ったときも
ちゃんと持っていかねばらならないものは、嵩張っても重くなっても持っていったな、と。
必要なものは、嵩張っても、重くなっても持っていくべし。ですね。
筋肉の強化
ウズベキスタン11月の服装の記事なのに、なぜ「筋肉」の話なのか?
それは、今回、一緒に行った友達を見ていて気付いたことがあったからです。
彼女は、結構薄着(日本と同じ格好)で過ごしていました。
わたしが、ロングコートを着て歩いている横で、軽めの服装で歩いている。。。
このバランスの悪さ。。。この違い。。。
これは一体なんなのか。
彼女は、体が丈夫だそうです。海外で病院へ行ったことは一度もない、と言っていました。
そして、一人で、パタゴニアへ行って雪山に登ったりと元気です。
「いいなぁ、丈夫な体で。」
というと、彼女は言いました。
「筋肉が大事なんだよ。」
と。
どういうことかと云うと、筋肉は体の熱を保持して発熱もするけれど、脂肪は発熱しないとので太っているとか、痩せているとかは、寒さの体感にあまり関係ない、といっていました。
確かに彼女は痩せています。
それで無印のコーチジャケットだけで、全然問題ないようで、私を不思議そうに見ていました。
あまりにも、寒くて、途中、冬眠前の熊かのように、動かなくなり、眠くなり、、、となってしまった私は流石に「これはやばい」と思いました。
年齢のことはあまり言いたくないけれど、今後のことを考えても
やっぱり、「筋肉」は必要だと考え始めました。
70歳を超えると1年で数%の筋肉がなくなっていくといいます。
80歳を超えるころには、歩くこともままならなく、階段を登るのも一苦労。
お風呂に入ったり、買い物へ行ったり、といった日常生活に大きな支障が出てきます。
その頃に、なって「筋肉をつけよう」と思っても、残念ながらもう遅いのです。後戻りできないのです。
なので、私は、ほんとに、明日から真剣に「筋肉」の強化を毎日の生活に取り入れたいと思います。
スクワット。かかかとあげ。
そんな簡単なことですが、兎に角なにもしないよりはいいはずです。
ウズベキスタンへ行って一番の収穫はこの「気付き」かもしれない。
と思います。
もちろん、楽しいことはたくさん、たくさんありましたが
「生活を変えないと行けないよ!」
という気づきをもらえたのが私にとって一番の収穫です。
それぐらい、寒い寒い寒いウズベキスタン11月でした。