ガーデニング、というか、野菜を種から育てることに興味を覚えて、Youtubeで色んな農園、菜園のVideoを見たり、ネットで調べたり、、、色々していると、疑問に思うことがいくつか出て来た。
そのうちの一つが、ポット撒き。
どうして、農園とか広い土地がある人でも、最初はポットで育ててそれから、畑へ移植するんだろう?
移植する方が手間でしょう?と思っていた。
私自身は、広い畑などないので、如何せんプランターになるのだが、それにでも、ちょっと実験で、プランター直播きとポット撒きとをやってみた。
そして、その結果あるひとつの事に気づいたので今日はそれを覚え書しておこうと思う。(どうして今日は、ですます調じゃないんだろう?)
ポット撒きの不思議
ほうれん草の種を、試しにポット撒きしてみた。それから、トイレットペーパーの芯もポットの代わりに良いらしい、とういことでそれでも試してみた。
これがほうれん草の種をトイレットペーパーの芯に撒いた図。ちゃんと発芽した。というか、他のポットよりも、発芽も早く、元気に育った。
こちらがポット撒きの全体図。全部、ほうれん草だが、発芽率良好。
しかし、この数日後事件は起きるのです。
なぜか、急に勢いを失うトイレットペーパーの芯組
一番、元気だったトイレットペーパーの芯に撒いたほうれん草たちを、さぁ、そろそろレイズドベッドへ移植しようかな、と考え出したそのころ、本当に、”急に”元気がなくなったのだ。
ヤバイ、と思って急いで移植したが、その後も、病気なのか、なんなのか、二度とこちらの世界に帰ってくることはなかった。何が原因なのか、さっぱりわからないが、これでもうトイレットペーパーの芯は当分使わないと思う。
代わりに、ポット苗のものをレイズドベッドに移植すると、これは普通に育っていく。が、しかし、ここでも、異変が。トイレットペーパーの芯組が突然に元気を失ったので、慌てて移植したのと同じタイミングで、ポット苗も移植。
でも、まだまだ発芽したばかりで双葉の状態だった。
それで移植したのちの成長は芳しくない。もう、ほとんど瀕死状態。
なぜだろう。疑問が残った。
黄色パプリカの移植
それから、今度は同じようにポット撒きで黄色パプリカを撒いてみた。
すると発芽して順調に双葉まで育った。まだまだ小さかったが、移植するためのプランターの用意が案外早くできたので、早速、
さぁ、広いお部屋に行くのよ!良かったわね。
と、パプリカに話しかけ、移植を済ませた。
そして、また事件が起こった。
移植の二日後にプランターをのぞくと、「あれ?」「あれれ???」
ない!4本植えたはずが1本なくなっている!!!
何がどうなったのか、よく鉢の中を見てみると、なんと、そこには、葉が食べられて細い小さな茎だけになったパプリカさんがいるではないか。
ショック過ぎて、泣きそうに。よく見ると近くをダンゴムシがはい回っている。き、君なんですか?!食べたのは。怒りに狂って殺虫剤をふりかけてしまいました。
二つの事件から学んだこと
しかし、よくよく考えてみました。
どうして食べられたのか。
小さいうちって、タブン葉が柔らかくておいしいんだと思います。
それに、背が低いから、ダンゴムシのような小さい虫も容易に葉に到達できます。
そこで、気づきました。
だから、ポット苗で育てるのか!!!と。
ポット苗だと、割と安全な場所で育てることができます。
そこで、虫にやられず、ある程度大きくしてから、移植するほうが、虫にやられたり、環境に適応できなかったり、するリスクが下がるんですね、きっと。
ポット苗にして、発芽させ、ある程度、強く大きくなるまで育てる。
こうすることで、その後の成長がスムーズにいく、ということなのか、と。合点が行きました。(ま、それ以外にも理由はあると思うけど)
あの時、まだ小さいほうれん草を移植せず、もう少し大きくなるのを待っていたら。
あの時、黄色パプリカを移植せず、強く大きくなるまでポットで育てておけば、、、
悔やまれます。
実は、ゴーヤも芽が出たその瞬間に、プランターに移植しました。
この子も育っているのですが、とにかく貧弱。危なっかしい、ひょろひょろで成長も遅いのです。これも、ある程度大きくなるまで、動かさずにおけば、、、
まとめ
ある程度大きく、強くなるまで、動かしてはいけない。
できれば、ポット苗など、安全な環境で、ある程度大きく、強くなるまで育てたほうがのちのち大きく成長する。
え?コレって人間も一緒ですか?(心のツブヤキ。。。)