家庭菜園で野菜を育てています。
プランターやらレイズドベッドやらを使って育てるうちに
食物が成長するのが楽しくて、今では菌ちゃん農法や自然農法という今まで全くしらなかった分野に興味が出てきました。
そして、西日しか当たらない裏庭で色々ためしてみることにしました。
菌ちゃん農法の実験
畝作りの際に、落ち葉や木を居れて、そこに菌が発生し、その菌と植物がつながることで
無肥料で野菜が育つという感じの農法ですね。
あることがきっかけで私もやってみる気になりました。
それで、思ったのが、、、
畝ができるまでに時間がかかる、ということ。
菌ちゃん農法体験談
試しに作った菌ちゃん畝で冬野菜が上手にできたので、
よっしゃ!
ってことで、夏野菜も作ろうと思ったんです。
それで、準備し始めたのが3月終わりくらい。
でもね、うちの裏庭は西日しか当たらなくて日照時間が少ないんですね。
で、夏野菜の種を直播にしたり、苗を植えたのが5月くらい。
そしたら、畝にまだ落ち葉が分解されずに残っていて
せっかく植えた苗も、発芽した苗も虫に全部食べられてしまったんです。

観察してたら、どうもダンゴムシのようです。茎の根本からきれいに食べてくれて
きゅうりやオクラの発芽で喜んだのもつかの間、一夜にして食べられて消えてしまいました。。。悲しすぎる。。。
菌ちゃん農法から学んだこと
全くド素人のわたしが学んだことは、、、
落ち葉、枯れ葉の類は虫を呼び寄せてしまうので、使うなら完熟堆肥にしてから使うこと。
少しでも畝の上に落ち葉を乗せていると、ダンゴムシがえぐい。。。
でも!
なんでか、わらマルチや草マルチは虫が来なくて使ってもOK!(でも落ち葉はだめ!)
虫があまりいない冬には菌ちゃん農法が成功しやすい!
冬以外にやるなら、落ち葉や木の処理に気をつける!時間をかけて菌糸を育て、間違っても落ち葉を土の上の見えるところに置かない!埋める!埋める!
自然農法
冬以外の菌ちゃん農法で虫が来たので、今度は自然農法なるものに興味がわきました。
無肥料で時に耕さない、という人もいるようです。
わたしは今橋さんの考え方が面白いなぁと思います。
以前から疑問に思っていたんですが
毎回ホムセン行って、肥料買って、土買って、、、
このサイクルをずっと繰り返さなければいけないのか?と
お金も時間も労力もかかる。
その上、化学肥料ってなんか、使いたくないなぁとも思う。
で、自然農法を試してみたんですが
わたしが今でも疑問に思うのは、
今橋さんがされている畑っていつも、自然の畑なんですよね。
山の中とか。
でも、わたしはただ住宅街の裏庭に、持って来られた粘土みたいな土があるだけで
ここから本当に自然の力って得られるんだろうか?というものです。
自然を切り開いて、畑にしたなら、それは無肥料でも行けるだろうけど、
こんな人工的な畑(コンクリートの上に土があるだけの裏庭)で自然農法ってできるんだろうか?
でも、化学肥料はめんどくさいし、コストかかるし、ともやもやしているところに出会ったのが
道法スタイル
と言われる、道法さんが提唱している植物の育て方です。
それは、垂直栽培とも言われるもので、植物の茎を垂直の棒に沿って結いて育てるもので
そうすると、無肥料でも植物がよく育つ、という感じのものです。
今は、今橋さんの自然農法と道法スタイルを混ぜて夏野菜を育ててみているところです。
秋になったら、また結果をアップしたいと思います。
まとめ
落ち葉を使うなら、20センチくらい穴を掘ってそこに埋める。→2年くらいで堆肥になっている。
落ち葉を堆肥として使うなら、完熟堆肥になってから使うこと。→完熟じゃないと虫が来る。
菌ちゃん農法するなら、完璧に畝ができるまでに時間がかかることを逆算して畝作りを始めること。
落ち葉はだめだが、草マルチ、わらマルチは虫が来ないのでマルチ代わりに使ってよし!
種は固定種の種の自家採種で野菜を作ると、ちょっとやそっとでへこたれない丈夫な土地にあった植物ができる。

コンクリートの上じゃなくて、本当の畑でいつか野菜を作りたい!