材料をまぜるだけの「こねないパン」の作り方をご紹介します。簡単だけど、ふわふわ美味しい絶品パンができあがります。もう5年くらいパンはこねていないし、買っていません!
こねないパン。
パンは一生懸命こねるもの。
・・・という呪縛から逃れ、今はこねずに美味しいパンを焼く日々です。
では、早速そのやり方をご紹介します。
用意するもの
- 強力粉 300gくらい
- 水 強力粉の7割くらい
- 全粒粉 全体の3割くらい
- ドライイースト 3gくらい(本当に少しだけ)
- 塩 3gくらい
- 砂糖 30gくらい
材料はこれだけです。
そして、これらを全て大きめのタッパーに入れます。
(心に余裕がある人は、水じゃなくぬるま湯で。混ぜるときは、砂糖の近くにイーストを入れて、そこめがけてぬるま湯をかけます。)
タッパーがいいのは、蓋があるから。なければ、ボウルにラップでも何でもいいです。
材料を混ぜます
写真が斜めで申し訳ないです。
これがタッパーに材料全ていれて、数回混ぜたところです。
完全に混ぜなくてもいいです。ちょっとダマがあるかな、くらいでもOK
発酵させます
この状態で蓋をして、発酵させます。(何もしないで膨らむまで置いておきます。)
滑らかな生地にしたい場合は、この発酵は冷蔵庫で行います。
夜に材料を混ぜで蓋をして、冷蔵庫へ。翌朝まで放っておくパターン。(このパターンの場合、特にドライイーストは少なくていいです。)
もっと早く食べたいわ。という場合は、蓋をして、温かいところへ置いておきます。
例えば春先の窓際など。
夏前後になると、わざわざ陽の当たる窓際に置かなくても、大丈夫。その辺に置いておいても十分発酵してくれます。
発酵完了
こんな感じになれば発酵完了です。
1時間もあれば、適温ならこれくらいに膨らみます。
焼きます
このあとは、膨らんだ生地を取り出して、(もちろん取り出せば縮みますけど、大丈夫)何等分かに分けます。
おだんごみたいに分けたものに、濡れ布巾をかぶせて10分ほど休ませます。
それから、好きな形に、おだんごを整えます。
整えたら、それから、二次発酵します。水スプレーなどして表面が乾燥しないようにしながら、温かい場所で放置。夏前後であれば、部屋でそのまま置いておけば大丈夫です。
クッキングシートは、シリコンのものが1番。
洗って何回も使えて経済的です。一度使ってみて手放せなくなりました!
これは、おだんごのまま。。。二次発酵前
これは、型に入れたもの。そして、さらに二次発酵後の写真
できあがり
オーブンで焼きます。
オーブンの性格にもよりますが、
200度で20分
というのが、我が家のオーブンのベスト温度、時間です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。材料も作り方もめちゃくちゃシンプルです。
でも、ふわふわの美味しいパンができます。
ポイントは、
- 全粒粉を使うこと
- 冷蔵庫で発酵させる場合は、イースト少なめ(3g)常温発酵させる場合は、(6g)
- 冷蔵庫の場合、取り出しては、混ぜ、取り出しは、混ぜ、を数回繰り返し、なんなら、3日くらい置いておいても大丈夫。どんどん滑らかな生地になります。
このパンのいいところ
詳しいことはわかりませんが、普通に買ってきたパン、白いパンだと、口当たりはいいんですが、それだけ、といいますか。脂肪になる、太る感じがします。
でも、このパンだと、体に力が入る、感じがします。エネルギーが湧いてくるような。噛めば噛むほど、じんわり美味しい感じがします。(タブンそれは、全粒粉のおかげだと思います。)それに、脂肪になる感じがしない、太る感じがしません。
基本的に私は、ガーっと多めに作って、焼けたら即、冷凍します。
そして、それを毎朝トースターで焼いて食べています。このパンを食べ続けると、他のパン(今まで普通に買った食パンを食べていたのですが)は、もう、いいや、という気分になります。
因みに、このパンにギーバターを塗って食べれば最強です。
※ギーバターと焼くときに使う型については、またの機会に書きますね。
それでは、ぜひ、一度やってみてくださいませ~。美味しいですよ~。