稗と粟の脱穀と精白〜家庭菜園でひえと粟を育てる収穫〜

稗と粟の脱穀と精白

家庭菜園で稗と粟を育てて、9月下旬に収穫しました。それを干しておいて、ついに脱穀、精白をしましたので、ご紹介します。

収穫

稗と粟の違いがあまりわからず、育てて来ました。

9月下旬に穂が茶色になってきた頃に、収穫しました。

それを干しておいて。。。

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今、10月中旬に脱穀、精白をしてみました。

稗と粟の脱穀と精白

脱穀は、家庭菜園レベルの量なので、手でやりました。

茎から穂を取り外して、手(指)でもみもみして脱穀しました。

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脱穀は大変だというのでびびってたんですが、家庭菜園の量だったら
全然、手でてきます。手だけで大丈夫。道具いらん。

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袋に入れて棒で叩いて見ましたが、あんまり上手くいきませんでした。なので手でやります!

これを精白するのは機械を使いました。

こちらは、お米の精米なので、稗と粟を脱穀するには、もうひとつこれが必要です。

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お米用のカゴは網目が大きいので、雑穀用のカゴが必要です。

こちらをセットして、説明書を読んで、精白開始!

こちらが、実際に精白した稗と粟です。

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左が粟、右が稗です。

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粟の精白後。可愛い黄色のつぶつぶができあがりました。

精白後のおまけ:糠ができる!

この精米機を買って玄米や雑穀を精白できるようになったのはもちろん、うれしいおまけが!

それが、副産物として「糠(ぬか)」が取れること。

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2合で、これだけの糠できました。

これは、プランターに入れて堆肥にしたり、ぬか漬けの糠に使ったり、と活用できます。

わざわざ買わなくても家で糠が手に入るので、精米機を買ってよかった〜とお得な気分♪

稗と粟の違い

種から育てた稗と粟ですが、どっちがどっちかわからなくなっていて

多分そうだろうと育てていました。

途中経過がこちら。

結果、今までの予想で間違いないことがわかりました。

粟が穂はまんまるなのが、穂にくっついている感じ。

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稗は、ちょっと眺めのもふもふが、もふもふ単位で穂についてくる感じ。

これを、脱穀、精白したら、違いがよーくわかりました。

稗は、黒っぽい。粟は、黄色。

で、今回わかったのが、稗のほうが粟よりも脱穀、精白が大変。

稗は、これから、もう一回蒸さないといけない。

粟は、精米機にかけて終わり。

この違いがあるので、次から育てるのは粟に集中しようかな、と思います。

それから、もう一つ、脱穀してわかったんですが、

今年、夏も暑かったし、よく育った!穂が垂れてきたら、鳥が来てしまう!ということから9月の下旬には、収穫したんです。

すると、稗も粟も少し、粒が小さいかな、という印象。

やっぱりもう少し待って、10月下旬から11月に収穫すればよかったとわかりました。

今年は、雑穀育て初年度なので、色んなことがわかってよかったです。

また来年、来年は粟をたくさん育てます!

まとめ

今年はじめて、小豆、大豆、稗、粟、を家庭菜園で育てたんですが、

お世話自体は、なーんちゃって自然農をやってることもあり、何もしていないに等しく簡単だったんですが、収穫して、脱穀、精白までして思ったことが。

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あんなに収穫したのに、精米したらこんな少ない量だったとは。。。

もうほんと、一握り、っていうか、1回分で終わり、、、みたいな量なんですね。

なので、小豆なんか、大切に料理して、味わって味わっていただきました。

今回の、稗、粟もそうですが、売っている量と値段を見て、、、

そりゃ、そうだ。これぐらいするわな。。。と思い直しました。

穀物を育ててるのって、すごい広い土地が要るんですね。実際やってみてやっとわかりました。

農家さん、ほんとにありがとうございます。と、

心の底から思いました。

そして、北海道の大地を思い浮かべました。

メガソーラーなんてやってる場合じゃない、もっと農業復興にお金を使わないと!日本政府はどこまで売国したら気が済むんだろうか。

日本が完全に潰されないように、、、願うだけでなく、選挙へ行く!ということが私達にできる唯一大きな責任かもしれませんね。

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