わたしはトイレが近いので、どの国へ行ってもトイレ事情が気になります。
今回のウズベキスタンの旅でも何度トイレへ行ったことか。
さて、その情報を共有したいと思います。
どこにでもトイレはあるのか?
公衆トイレはあるのか?急にしたくなった時、ちゃんとできる場所はあるのか?
これが一番の問題です。
答えは、、、
安心してください!ウズベキスタンには、どこでもトイレがあります!!
特に首都タシュケントでは、都会ですから、トイレに困りませんでした。
街を歩いていると公園や広場が結構あって、そこに公衆トイレがあります。
そして、お店に入るとトイレを貸してもらえます。
30分おきにトイレに行きたくなっても問題ないくらいの安心感がありました。
ブハラは、歩いて観光するには、ちょうどいい距離に観光地が点在していて
その各観光地ごとにトイレがありますし
なくても其の周辺に必ず、「土産物屋さん」などがあり、そこのトイレがあります。
また、観光地=モスクという構図になってくるのですが
モスクにはトイレがあるので問題ありませんでした。
さて、問題はサマルカンド。
サマルカンドでサモサを食べたくて、路地のカフェに入ったのですが
美味しくお茶とサモサをいただいて、念の為トイレに行こうと思ったら
「だめ。」
と言われました。
お店に入って、しかも利用したのに断られたのは、サマルカンドのお店がはじめてで唯一でした。ショック。。。。
タシュケント、ブハラ、サマルカンドの中で一番、THE観光地になっている、と感じたのがサマルカンドでした。何でも高い!そして、お店では貸してくれない、という経験も2回もしました。
トイレにトイレットペーパーはあるのか?
安心してください!ウズベキスタンのトイレには、トイレットペーパーがあります!
私が行った全トイレに紙はありました。
ちなみに、紙の質ですが
めっちゃくちゃよく伸びる薄手の段ボール。
といった感じです。
ごわついていて、異様に伸びます。びよよ~ん。
日本からトイレットペーパーを持っていっていましたが、使い切ることはありませんでした。ただ!毎回そのびよよ~んと伸びる厚手の紙を使っていたら、日本に帰って気づいたんですが、おしりがひりひりとなっていました。。。。肌には悪いです。。
ウズベキスタンのトイレの使い方は?
和式・洋式どちらもあります。
観光地ではほとんどの場合和式でした。
ファンシーなレストランでは洋式です。
ホテルでも洋式です。
で、トイレットペーパーは流しません。
横にあるBOXに入れます。
わたしは、何度かクセで流してしまいましたが、つまっている様子はなかったですが。。。
ウズベキスタンのトイレは有料なのか?
これは、Yesといったほうがいいでしょう。
というのも、有料の場合も無料の場合もある、からです。
有料の場合
小さな食堂、カフェは有料でした。特に、安い(ちょっと汚い)お店、300〜500円くらいで事足りるような市井のお店は、有料が多かったです。
有料の場合、値段は2000som〜5000somの間です。
3000somというのが一番多かったです。
また、観光地(広場、モスク、廟、バザールなど)は、有料でした。
トイレの横に窓口があって、大抵おばさんがおり、その人にお金を渡します。
時々、お金を渡したあと、「そこのトイレットペーパーを使え」と指さされた先にロールのペーパーがおいてあり、それをぐるぐると手に巻き付けてから個室へ向かいます。
タシュケントでは、小さい食堂に入って食後にトイレを借りたのですが
支払いしようと席をたったときに、トイレ近くでお皿洗いをしていたおばさんが
走り寄ってきて、「5000som」と言いました。
「え?食べるお金は?」というと、そのお金はあっちのレジで払え、とのこと。
店の中で、分業?してるんですね。
また、ブハラでショッピングモールへ行った時も、モールの中のトイレのはずなのに
なぜか、老夫婦がトイレ前に陣取り、3000somを払わないといれてももらえませんでした。
あれは、勝手にトレイに居座ってお金とってるなぁ〜、という雰囲気でした。
無料の場合
無料の場合もあります。
それは、ちょっとお高めのファンシーなお店に入った時です。
例えば、
なので、バックパッカーが行くような場所でなく
ちゃんとした良いホテルに泊まって、きれいなカフェでお食事をするような旅のスタイルの人は
無料でトイレを使用できる確率が高い、ということになります。
わたしは、どっちも体験したので、トイレが無料=高い店という構図に格差を見ましたよ。。。
タシュケントで出会ったTVレポーターをしている、というお姉さんは「え?トイレで支払い?え?トイレは無料ですよ」と言われてびっくりしました。彼女といっしょにいったショッピングモールは高級ショッピングモール。そこはトイレは無料でした。
なるほど〜。日常的にこういう良いお店を使う人からすると、トレイは無料なんだなぁ〜、と納得したのでした。
それから、高速特急に乗ってタシュケントから、ブハラ、サマルカンドへ行ったのですが
ビジネスクラスに乗って、その場合、トイレはきれいでした。合計3回乗りましたが、いつもトイレはきれいでした。そして無料でした。
サマルカンドのおしゃれカフェでは、トイレの入口にパソコン開いている男の人がトイレ番をしていました。また、ブハラの大学にお邪魔した時、図書館へお邪魔した時は、しかるべき人(先生など)にトイレの鍵をかしてもらはないと、入れない状況でした。
女子トイレは、なぜか結構厳重な雰囲気でした。絶対に変な人が入らないように気を使っている感じに思えました。
トイレはキレイなのか?
答えはYes
安心してください!ウズベキスタンのトイレはキレイです。
もちろん、場所によって多少の差はありますが
全体的にきれいでした。
どのトイレも、掃除する人がいて、けっこう頻繁にトイレそうじされてましたので
いつもバックパッカーで旅していた私からすると
びっくりするくらいきれいでした。(注意:もちろん日本の”きれい”と比べてはいけない。)
アシアナ航空で韓国からタシュケントの便だったのですが、行きも帰りも飛行機内のトイレが最後までキレイなことに一番おどろきました。
今までの、海外飛行機乗機でNo1のきれいなトイレでした。
トイレがきれいというか、普通のトイレなんですが
みんながキレイに使っていました。
想像するに、ウズベキスタンも日本もトイレがキレイなので、
人々がきれいに使う習慣があるのではないか。と。
サマルカンドのおしゃれカフェやタシュケントのショッピングモールでは、
日本のように、トレイ掃除表があり、何時何分誰が掃除したか、の表が貼ってありました。(まさに日本にあるそれとそっくりなもの!)
それを見てびっくり。なんと20分ごとに、チェックがありました。通りでキレイなわけです。
ウズベキスタンでトイレに行くためのTips!
まさかトイレの支払いにカードは使えません。
なので、ポケットにいつも3000〜5000somをしのばせておくことをおすすめします。
支払いで細かいお金をもらったら、トイレ支払い用に除けておくといいでしょう。
私のポケットにはいつも3000somがそのまま財布にもいれずに入っていました。
チムガン山脈のほうへ行ってトイレを見付けました。
誰もいなかったのに、トイレから出てくると
おばさんがひょこっと現れて、「3000som」と手を出します。
どこからか、見ているんですね〜。
まとめ
ウズベキスタンの町並みは大抵どの地でも、キレイで美しく
さすが旧ソ連国とおもせてくれるに十分な、広い路、広い広場、とにかく大きい建物。公園も広くて緑があって整備されていて、歩いていて気持ちが良いです。
更には、治安もよいようで、夜に歩いても大丈夫でした。
食べ物も、フレッシュでオーガニックなものが多く、美味しくいただいて
人は誰もが優しく親切でした。
久しぶりにリラックスできる外国に来たな〜。うれしいな〜。
と思っていたのですが
トイレの支払いだけは、勘弁してほしかったです。
小さな積み重ねでも、積もれば大きなお金になります。
トイレなんて、体調や体質で違ってくる体の違いなんですから
無料にしてほしい、というのが、この1点がウズベキスタンで一言いいたい、(ってほどでもないけど)ところでした。
つまり、裏を返せば、悪いところは、それくらいで
あとは、本当に楽しく美味しくキレイで素敵な国でした。
タシュケントですら空気がキレイでした。
このままで居てほしいと願うばかり。
羊肉は独特の匂いがありますが、それでもばくばく食べてしまうくらい
美味しかったのは、きっと新鮮だからだと思います。
同じくフルーツも野菜も生きていて、体が喜ぶっていう感じの美味しさでした。
味ではなくて、体が喜ぶ美味しさって久しぶりに味わった感覚でした。
そんなこんなで、小銭をもって街歩き、楽しんでくださ〜い。
トイレはどこですか?をウズベク語で
「ほじゃとほな(トイレ)、かえるだ(どこ)?」
「ホジャトホナ、カエルダ?」
「Xojathona qayerda?」
最初は、「ほんじゃ、徒歩な。帰るだ!」
と覚えていましたが、何度も何度も使ううちに、自然に口から出るようになりました笑 ウズベキスタンで一番使った単語です笑