それは、コンフリーという植物を育てて、それを堆肥にする、という土作りです。 どうやって育てているのか、どうやって堆肥になるのか、実験中です。
手間度(難易度) | (手間が全くかかりません!) |
最小の手間(これだけやれば大丈夫) | ただ、見守る |
【コンポスト用】栄養満点の堆肥作りにコンフリーを植える
コンフリーとはどんな植物なのか?
コンフリーとは、
庭木や鉢植えでよく見かける多年草で、夏に垂れ下がって咲く淡紅色の花から、玻璃草(はりくさ)と呼ばれ、下葉に魚のヒレのようなものがあることが、和名の由来になっている。
ヨーロッパから西アジア(コーカサス地方)、シベリア西部の地域の原産といわれている。日本ではヨーロッパ原産の帰化植物として、広く栽培されたり、野生化して道ばたなどでも見かける。草丈は30 – 90センチメートル (cm) になる。全体に白い短粗毛が生えていて、茎に翼がある。
Wikipediaサイトより
私が、コンフリーを知ったのは、あのNHKの園芸番組でも有名な
ベニシアさんの本を見ていた時です。
園芸にさほど興味がなかった頃でもその本は
きれいな写真と挿絵、そして文章のバランスがよく
ベニシアさんの家の庭を四季を通じて拝見できます。
そこで、彼女が堆肥作りに使っているのがコンフリーだと知りました。
あとで、日本名がヒレハリソウといい、よく見かける植物だと知りました。
コンフリーには窒素やリン酸、カリウム、カルシウムなどの成分が含まれています。
なので、堆肥にするととても良い堆肥ができるのです。
液肥にも向いているそうですが、私は、コンポストに入れて堆肥にしようと計画中。
コンフリーをどうやって育てるのか?
どのように育てるか、ということですが、
生命力旺盛なので、特に気をつけるポイントはないようです。
育てるのは簡単で、育てた後に、それをコンポスターに入れて堆肥にしたり、葉っぱを使ってハンドクリームを作ったりと活用します。ですが、内用には向いておらず、肝毒性があるので注意が必要です。
シンフィツム(いわゆるコンフリー)及びこれを含む食品の取扱いについて
食品安全委員会かび毒・自然毒等専門調査会にて、シンフィツム(いわゆるコンフリー、以下「コンフリー」という。)及びこれを含む食品の取扱いについて、「コンフリー(Symphytum spp.)が原因と思われるヒトの肝静脈閉塞性疾患等の健康被害例が海外において多数報告されていること、また、日本においてコンフリーを使用した健康食品等がインターネットを使って販売されていることなどの情報から、日本においてコンフリーを摂食することによって健康被害が生じるおそれがあると考えられる」旨の意見の一致が見られたところです。
厚生労働省サイトより
土作りには良いけれど、食べないほうがいいんですね。
コンフリーをコンポストに投入して堆肥にする
液肥にも向いているようですが、私は、手軽にできるかな、と思い
コンポストに投入して3ヶ月待つ、という方法を取る予定。
予定、というのは、今、まさにコンフリーを育てている最中で
まだ、その葉を収穫するサイズに至っていないためです。
家にあるコンポストには、すでに、野菜くずやら、土やら、時々
米ぬかなどが投入されています。
コンフリーが育てば、そのコンポストに入れる予定です。
現在のコンフリーの様子
手前の青々としているのが、コンフリーです。
8月の暑さがMAXのときに、レイズドベッドに植え替えました。
ここは、あまり日が当たらない、日陰の場所ですが、
それでも、ちゃんと根付いて育っています。
背丈が1mくらいにまで成長する植物なので
そこまで伸びたら、コンポストに投入です。
水やりもせず、日陰でほったらかしです。
でも、どんどん育ちます。
恐るべし生命力。
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