寅さん好きのどぼが「男はつらいよ!」の中で一番好きな作品と言っていいかもしれない「第17作:寅次郎夕焼け小焼け」のロケ地が、兵庫県たつの市。前から行きたかったこの地にやっと行くことができました!
たつの市観光
たつの市観光前におすすめのWEBサイトはこちら!

ここで宿や観光名所を探すことができます。
また、わたしは、本竜野駅にある「観光案内所」に立ち寄りました。
こちらで、大きなわかりやすいマップをいただけます。
さらに「寅さん」のロケ地あと巡りマップまで用意してあるので助かります。
事前にスマホにダウンロードしておきたい方はこちらからどうぞ。

地図って大きい方が見やすいので、小さいスマホで見るより、観光案内所で大きな地図をもらうのがおすすめです♪
寅さんのタイトルはなぜ「夕焼け小焼け」なのか
17作のタイトルがなぜ、寅次郎夕焼け小焼けなのか、
この夕焼け小焼けが一番好きかも、と思っているにもかかわらず、そこに気づけなかったんですが、たつのに来てハッキリわかりました。
ここ、たつの市は、あの「夕焼け小焼け」の歌詞を書いた三木露風の生まれた場所だったんです。
だからこのタイトルだったんだ!と恥ずかしながら初めて理解しました。
そんなわけで、夕焼け小焼けにまつわる、三木露風にまつわる歌碑や資料館や生家もあり、三木露風好きの人にもとっても楽しめる場所です。
わたしは、寅さん第一でたつのに来たのですが、資料館などをめぐるうちに三木露風に興味がわき「廃園」という詩集をお土産に買ってかえりましたょ♪
7歳で母と別れることになり、さみしくなると、たつのの山に登り自然に触れ、慰めていた、ということです。それを知って「夕焼け小焼け」の歌詞を再度見てみると、本当にしんみり、悲しくなります。
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おすすめのランチ
たつのには、たくさん食べどころがあります。歩いて回れる街ですが、ちょっと歩けばすぐ、食処やカフェがあり、食べるところには困りません。

古民家を改装してできたカフェなど、雰囲気のいい場所がたくさんあります
そんな中で、わたしがオススメするのが「クラテラスたつの」さんです。

ランチはその日によってメインが変わるんですが、こちらのお料理全部、身体がヨロコブ、自然の野菜や糀を使ったお料理で、どれもめっちゃくちゃ美味しいんです。
天気がよければ、外のテラスでも食べられますし、併設でお土産屋さんもあります。
おすすめの夕食・ディナー

色んな方(地元の方)からオススメされたのが「愛山(あいやま)」さん
とっても人気らしくランチもディナーも予約必須のようです。
わたしは運よく、予約なしでディナーで入れたんですが
確かにとっても美味しかったです。
私的には、なにか地元の物が食べたい、飲みたい、という感じだったので
そういう人には、特にはむいてないかと思います。
お酒もたくさんおいてありますが、特に地元のもの、ということではなさそうでした。
普通に美味しく満足でした♪

行く前には、みんなが勧めるし、行ったあとも「え?あそこに!予約なしで入れたの?!」とびっくりされるし、でとても人気なようでした。
普通に美味しいお店、という感じでした。期待値が高すぎたかな^^;
その他、食べるところ、たくさんあります。コンビニもあります。
行く前に宿を予約するときに、周辺は何もないので、食事は済ませてきてください。的なメッセージが書いてあったので、心配していたのですが、ところがどっこい、迷うくらい食事どころがありました。ご心配なく!
野見宿禰
寅さんの次に行きたかった場所は野見宿禰墓。
最近、古事記・日本書紀にハマっています。
好きなものは「ホツマツタヱ」です。
というわけで、野見宿禰墓は土師氏のご先祖さまということでぜひとも行ってみたい場所でした。

地元の人に聞くと、一人は、「あんなとこいかんでもいい!猪が出るかもしれんし、鬱蒼とした山道やし」と笑
ちょっとビビりましたが、行ってみてよかったです。歴史好きじゃなくても、あそこからの景色は最高ですよ!ちょと汗かくくらいのちょとしたハイキングな山登りです。
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粒座天照神社(イイボニマス アマテラス神社)
アメノホアカリが御祭神(天孫降臨の瓊瓊杵尊のお兄さん・天照の孫の一人)とうことでいかねばなりません!梅玉さんの近くにある神社へ行ってきました。

地元の人は「りゅうざ神社」と呼んでいます。最初「?」と思いましたが、漢字を思い浮かべて納得しました。道を尋ねるときは、注意してください。
たつの市宿泊「梅玉」さん
寅さん好きのわたしとしては、たつのでの宿泊はここ一択!
「梅玉」さん

洋室のトイレ付き、という部屋を予約したのですが、バス・トイレ付きの広い部屋に変更しておいて頂いていました。
十分に広く、とっても満足でした。
旅館自体も綺麗です。廊下に寅さんコーナーがあり、見入ってしまいました。
また、受付の女将さんと話ができて
「寅さんが泊まったのは、この旅館じゃなくて、今はもうなくなったこの近くの別の旅館なんですよ。」
「でも、宇野重吉さんや、寺尾聰さんや、、、はこちらにお泊りになったんですよ。」
といろいろとお話が聞けて楽しかったです。
女将は、寅さんと写真も撮ったとのことで羨ましい限り。
この旅館に来る前によくわからなかったのがお風呂のこと。
女将さんに聞いて見ると、今は「大浴場」はやっていない、とのこと。
だから、バス・トイレ付きの部屋に変えてくれたのかなぁ。

200円で売っているハンドガイドブックを無料でくれました。「今どき、大きな地図もあるのに、こんな小さな地図しかないのに、200円で売れって言われるのよ。こちらでは、差し上げますから。」とのこと笑
そして、お庭に自転車がとめてあったので、お伺いしたら借りれる、とのこと。電動ではありませんが、十分です!!!めっちゃ助かりました。
最初は歩いてでも回れるかな、と思いましたが、荷物が。。。お土産も買って増えて行くし、ちょっと道に迷ったら徒歩だと致命的なので、やっぱり徒歩よりも自転車のほうが良かったです。

自転車は駅の観光案内所と城下町内の橋を渡ってすぐの観光案内所で借りられますが、電動はないようです。(※ネットで駅の観光協会では電動があると書いてあったように思うのですが、聞くと、ない、と言われました。)
駅から城下町までちょっと距離があるし、城下町の観光案内所も電動がないし、、荷物だけ預ける場所もコインロッカーもないし、と困っていたので宿で自転車を借りれて本当にラッキーでしした。
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アクセス:電車の人はここに注意!!!
たつのへは、電車が便利です。本竜野駅から徒歩15分ほどで、たつのの街並みに着きます。
わたしも電車で行きましたが、迷うことなくたどり着けました。

駅から歩いてしばらく行くと橋があるんですが、その橋を渡り終えるとそこはもう、小京都と言われる美しい可愛い町並みが広がっています。
ただ、一点
注意しなければならないのがどの駅で降りるか、ということ。
小京都のたつのへ行く場合は、「姫新線」の【本竜野駅】で降りてください。
「山陰本線」の【竜野駅】ではありません!!!

地元の人に聞くと、観光客の皆さんがよく間違われているそうです。
間違って竜野駅で降りて、そこからタクシーで20分ほどかけて本竜野駅に来るという方が多いそうです。
くれぐれもお間違えなきよう。。。本竜野駅です!姫路での乗り換え時には注意してください!

わたしは、関西に住んでいるのですが、「新快速」の威力に今回はじめて本気で気づきました。
新快速ってゆうても、せいぜい「三ノ宮」ぐらいまでしか乗らなかったのですが、その先、姫路まで行ってしまえば、そこから乗り換えて「本竜野駅」まですぐです。
関西人なら、新快速で日帰りできる場所だったんです!
いやぁ、新快速って普通に考えたら「特急」レベルの乗り物なのに、普通料金てすごすぎる。今更ながら。
まとめ
予想以上に、楽しかった街。たつの。
鞆の浦と似ているかなぁ、という感じです。
歩いて回れる距離にだいたいすべてあり、町並みが美しく、なんかこじんまりしていてほっこりする街。
そして、近年、古民家を改装してお店された場所が多く、おしゃれでデートなんかにも持ってこいです。
そして、何より人が優しい。
何人か、地元の人とお話したのですが、みなさんとても親切でした。

道行く人に必ず、「寅さん」について聞くのですが、みんなそれぞれにエピソードがあり、楽しく聞かせてもらいました。
若い世代とも話したけど、たつのが好きだと言っていました。一番の理由は人があったかいから、という返答で、めっちゃ頷いてしまった。
2泊でもよかったな、と思うくらいに、見るところもたくさんあるし、ほっこりリラックスできる場所でした。車がなくても、来れて、歩いて楽しめる、っていうのも大きいですね。