今年は2種類のオクラの種を蒔きました。一つは、去年のオクラから種取りした五角オクラ。そしてもう一つは、はじめて作る「ダビデの星」というオクラです。
オクラの種取り
ダビデの星というオクラは、オンラインで固定種を購入して、無肥料畑に種を蒔きました。
その後も、水やり以外は何もしないで、数ヶ月、食卓を彩ってくれました。
そして、オクラ栽培あるあるだと思うんですが、毎日びっくりするくらいよく採れるオクラ、そして、半日で、びっくりするくらい大きくなっているオクラに、「取り忘れ」が発生するんです。
今年もやっちまいました。取り忘れ。
オクラは大きすぎると、皮が固くなって、繊維質で食べられないんですね。
なので、その場合は、もう収穫を諦めて「種取り」に回します。
今回のオクラも、取り忘れたオクラをその後1ヶ月以上かな、おいておいて、茶色く固くなった時点で収穫しました。
オクラを割きます
ここまで茶色くなるまで結構時間がかかりました。
1ヶ月以上かかった気がします。
ダビデの星
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さけるチーズのように、先端部分から、割くときれいにパカっと割れてくれます。
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全部割いて、種を全部取り出しました。
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もともと入っていた袋に種を詰めて来年に備えます。
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1袋に17粒入っていました。で、今回、この一房から92粒採れました。
種取りって楽しいですね♪
五角オクラの種
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こちらは、普通のF1の種から種取りした種から育てたものなので3代目です。
種取りの妙
やっぱり固定種の種が強いので、最初は野口の種さんで種を購入して
その後は、自分で種取りをする、というサイクルが良いかと思います。
食物の対応能力ってすごいですよね。
あるとし、「ギボウシ」を植え替えたんですね。春に植え替えて、木陰のいい感じの場所に植えたなぁ、と安堵していたら、なんと、夏場はそこは、地獄の暑さがあたり続ける場所だったんです。
すると、翌年、何が起こったか。
なんと、翌年は、そのギボウシが、昨年、葉に日があたり続けていたところは、葉が短くなり、日が当たらないようにして、その他の部分は、わっさわっさと普通に葉を広げたのです。

すごい!勉強してる!食物の適応能力ってすごい!
と感動したのでした。
てなわけで、自分で種取りをする、ということは、種が自分の畑の環境を覚えていて、次回は、その環境にあったような種を残してくれる、ということになるんです。
なので、固定種で種取りを続ければ続けるほど、自分の畑にあった強い植物が採れるようになるんですね。
また、単純にコスパもいいので、ぜひ、固定種からの種取りをおすすめします!