ずっと行きたかった宮崎県の高千穂へ行って来ました。一人旅を続けるブログ著者どぼにとって、高千穂は長年の夢でした。高千穂へ行くにはアクセスが難しいからです。今回は、行き方や食事の注意などを含めて旅のブログを書こうと思います。
高千穂へのアクセス
ずっと高千穂へ行きたくても、行けなかったのは、アクセスが不便だから。
関西から行くなら飛行機で「熊本」へ行って、そこからバスがあるんですが
その本数がめっちゃくちゃ少ないんです。
その他、電車もありますが、それも本数が少ない。
そんな訳で、あまり車を運転したくない一人旅スタイルのどぼにとって
高千穂はハードルが高かった。
そこで、今回、どうやって行ったのか?というと
九州の友達の車で一緒に高千穂へ旅行する♪
という、最高の形でのアクセスとなりました。
これが、めちゃ良かった。
博多駅まで迎えに来てもらって、そこからドライブ開始です。
博多から高千穂への日帰りバスツアーや、高速バスもありますが、
乗車時間が4時間近く。。。
バス嫌いのワタシには辛すぎる。。。
友達とのドライブで、休憩したり、道間違えたりしながら、途中レストランにも寄って
3時間半くらいで博多ー高千穂間を走り終えました。
その後、高千穂内を巡るんですが、やっぱり振り返っても
車がなかったら、行ける場所はごくごくわずか、だったろうな、と思います。
高千穂峡から天岩戸神社までで車で15分以上かかります。
バスなんて役に立たないし、自転車なんて、この猛暑の中ありえないし。徒歩では遠すぎるし
やっぱり車がないと厳しいですね。。。
もし、車という手段がないなら、飛行機やバスを乗り継いで、電車を乗り継いで、、、よりも
一層のこと、ツアーに参加したほうが、楽な気がします。
特に関西からは船旅のツアーもあるので、移動中の船の中も楽しいし
現地に着いてからは、全部旅行会社が用意してくれているので
連絡もスムーズで、ポイントポイントには連れてってくれるしで、時間に無駄がないと思います♪
高千穂で支払った総額は?
最初に、言ってしまうと、「高かった!」です。
旅行者心理として、もう二度とこないだろうし、せっかく来たんだから、という気分になって
払っちゃうんですが、冷静に振り返っても高かったですね。
まずは、
高千穂峡の「ボート」
一艇:30分(3人乗り)漕手なしで、自分で漕がないと行けない。
4100円
漕ぎてが自分ですから、初めてボートに乗る人にとっては難しいですね。
アヒルのボートと違って、オールで自分で漕がないとですから。
そして、ほぼ、皆素人なので、お目当ての滝の所で大混雑。
そこから進めなくて、結局ちょっと進んだだけで時間オーバーに
なって戻ってこなければなりません。
追加は確か10分1000円だったような。。
因みに、ボート乗り場に一番近い駐車場が500円。少し遠いところが300円でした。その先に無料の駐車場がありましたが、そちらは遠すぎました。第一駐車場は小さくて、すぐ満車になってました。
後で知ったんですが、オーバーツーリズムで、最近2倍に値上がりしたみたいですね。
確かに2000円だったら納得ですが、4100円はちょっと。。。
ボートの予約は2日前までならネット予約できるようです。
わたしは、8時30〜当日受付があるところ、8時15分くらいに行って
既に列が出来ていて、並ぶと前から40番目くらいでした。
当日予約は60組までなので、当日予約はお早めに!
予約が終わって2時間後に、ボート乗り場に帰って来てくださいね〜。と言われました。すぐには乗れません!
トロッコ列車:高千穂あまてらす鉄道
トロッコ列車:30分
2000円/人
地元の方が勧めてくれたのと、ちょうど高千穂ボートの待機時間だったので行ってきました。
確かに、景色は綺麗でしたが、往復ですから、帰りの景色は一緒ですよね。
それに、運転士さんが、なにか話して説明してくれているのですが、青空鉄道ですから、
声がかき消されて何も聞こえない。
友達が景色を見ながら「うちの実家と一緒。。。」とつぶやいていたのが笑えました。
友達は2000円、という額に渋っていたのですが理由がわかりました笑
いつもの景色になんで、2000円も?ということなんでしょうね。
鉄道は楽しいんですが、2000円と言われると、首をひねる感じでした。
嵐山のトロッコでも、もうちょっと安いんじゃ。。。
高千穂神社かぐら
高千穂神社の神楽殿で毎晩上演されているかぐらです。
20時から21時までの1時間
1000円/人
なぜ高いと思ったのかと言うと、その内容です。
私は、京都でお能を何度も観に行っていますし
島根の神楽も大好きで何度か足を運んでいます。
それからすると、こちらの神楽は、、、、
観光用ということだからでしょうか。
舞や芸の内容が残念だと感じました。
動きも小さいし、音も録音だし、
なんだかなぁ。。。という感じで。
しかも、20時から21時って結構
良い時間(食べに行ったり、温泉入ったり)を我慢してまで
こちらに来たのに、これか。。。という感じでした。
きっと、本物の神楽は素敵なんだと思います。
もし高千穂の神楽を見たければ、やはり、毎日やっている観光のものではなくて
ちゃんとした行事のときにいかれるのをおすすめします。
国民宿舎の日帰り温泉
ボートに乗ったあと、汗だくになって逆にお腹が冷えたので近くの国民宿舎のホテルへ行くことにしました。そこは、日帰り温泉があります。
値段にびっくり!
日帰り温泉
390円
さすが、国民宿舎、庶民の味方!と思いましたね笑
タオルがなければ、200円で借りれます。
シャンプーバーがあって、結構、色んな種類のシャンプー、コンディショナーがおいてあります。
また、メイク落としから洗顔フォーム、化粧水、乳液まであるので
手ぶらで行っても大丈夫♪
露天風呂はなかったですが、十分にリラックスできました。
お風呂上がりに、無料のお水も飲めて有り難かったです♪
無我夢中(居酒屋さん)
夜は、無我夢中(むがむちゅう)という居酒屋へ行きました。
ノンアル1杯、酎ハイ1杯、お肉、サラダ、チキン南蛮・・・ぐらいだったかな、
3810円(・・・!)
めっちゃ、びっくりしました。や、安すぎる。。。
で、めっちゃ美味しい!!!!!!!
やっぱり、宮崎といえば、チキン南蛮が食べたかったんですが
こちらで食べて正解。ふっくら柔らかぁ〜いんですよ☆
こんなふわふわ柔らかいチキン南蛮は初めて!
大将とも話せて、とっても楽しかったです♪
昼間、地元の方と話していたら
「どこに行くにしても絶対に、絶対に、予約の電話してね!」
と念押しされました。
「予約でいっぱいでは入れなかったりして、コンビニ弁当になった、って話よく聞くから。予約の電話はしてね!」
と念押しされました。
因みに、人気の「ともえまる食堂」はお昼は予約制度なし、みたいです。
そして、漢字がある同じ系列の「智恵丸」は居酒屋さんの方で、こちらは、夜、予約したほうがいいです。
神代庵
うなぎを頂きました。
その日は、天然モノじゃないのと、肝吸いなし、で
4000円
(天然だったら6000円)
そばも有名らしいです。
うなぎは、関西人のわたしは、甘辛いタレになれているので
ご主人いわく、「みりんを使っていない」タレは微妙なものでした。(口が甘辛になっていたので)
そばもそうですが、うなぎも、注文を受けてから焼き始めるとのことで
時間がかかります。
とにかく、場所がわかりにくいし、結構お値段しますので
こだわりがないなら、微妙な感じでした。。。
ホテルでお食事マップを頂きました。
その地図を見ると、結構たくさん食べるところがあるように見えるのですが、要注意。
「不定休」が多いんです。
電話が繋がらず、実際行ってみたら、「不定休」ということがままありました。また行っても満席で入れなかったり、また、場所がものすごくわかりにくかったり。
とにかく、事前に電話、は必須ですね。
宿泊:ホテル高千穂(国民宿舎)
夏休みに入る前の週に予約してたんですが、それで
7000円/人(素泊まり)
予定を変更して、翌週の夏休みに入ってから予約し直したら
9000円/人(素泊まり)
でした。
1ヶ月前には、高千穂のホテルを探し出したんですが
もう既にどこも満室状態でした。
すごい人気ですね〜。
ホテル高千穂も人気で、本当にたまたま(恐らくキャンセルが出て)
取れた、という感じでした。
もし、宿が取れなかったら、「ヤクバシタ」というゲストハウスを検索してみてください。
ここは、いつ検索しても空いてました。
その理由は恐らく、楽天などに登録していなくて、探してもらえないからだと思います。
困ったときの「ヤクバシタ」笑
ホテル高千穂の良かったところは、高千穂峡と高千穂神社に近いことです。
神社まで、歩いていけます。
また、準温泉の大浴場があり、リニューアルして間もないのでお部屋も綺麗です。
高千穂に持っていって良かったもの
3種の神器。
1)冷タオル
2)メントール汗拭きシート
3)マスク
1)冷タオル
夏に行ったので、これは必須でした。
いくら高千穂が山の中と言えど、夏は普通に暑かったです。
この冷タオルは、水で濡らすと、グッと冷えて、首に巻いておくと
だいぶ暑さが和らぎます。
もう一回水に濡らしたり、タオルをバシっと伸ばしたりすると
また、冷たくなります。
高千穂は神社がたくさんあり、どこでもお手水があります。
その水でタオルを絞れば、すぐにタオルが冷えてくれます。
正直、あまり期待せずに買ったのですが
こんなに体感として、冷たく感じるとは思いませんでした。
酷暑の夏は必須アイテムですね。
2)メントール汗拭きシート
めっちゃ汗をかいたとき、これでサッとひと拭きして
さらに、冷タオルを乗せれば、一気にクールダウンできます。
足の裏をサッとひと拭きしても
効果バツグンで、蚊も寄ってこなくなりました。
3)マスク
自転車に乗るときに使っているUVのフェイスガードマスクを持っていきました。
このマスク、本当につけてるほうが涼しいんです。
そして、普通のマスクとちがって、息がスムーズにできて
マスク内に湿気がこもりません。
また、首もガードできるので日焼け対策にも最適でした。
ボートにのったり、トロッコ列車に乗ったり、神社を散策したり、、、
高千穂では、屋外で過ごすことが多くなります。
このUVガードのマスクがあると安心です。
まとめ
長くなったので、今回は、この辺で一旦終わります。
高千穂旅行を振り返って、いいところだけど、オーバーツーリズムなんだなぁ、、、と思いました。
京都に比べれば、全然ですが、外国人(韓国の方が多かったですね。)も多く
アクティビティや宿や食事どころなど、集中しているので、皆が同じ時間に行ったりして
ちょっと不便さもありました。
それから、これまたオーバーツーリズムの影響でしょうか。
「高かった。。」です。
本当に、神社だけを回るなら、2泊以上して、涼しい時期に、自転車でゆっくり回って行くのが楽しいのかな、と思いました。
それなら、一人旅でも大丈夫ですね。
もし、2回目行くことがあるなら、人が少ない時期に、電動自転車でゆっくり神社を回って
ボートなどのアクティビティはしないだろうな、と思います。
自然に囲まれていて、散歩にとてもいいだろうなぁ、と思いました。
まとめ、を書きながら
高千穂に来る一番の理由は、ボートや鉄道などのアクティビティではなく
古事記の世界に来てみることだったな、と思い出しました。
なので、そう、2回目来るならアクティビティなしで、ゆっくり神社を回るのがいいと思い至りました。そしたら、そんなにお金を使うこともないですね。
あれ?楽しかったけど、なんか、観光業に踊らされていたかな?
必ずやらなければ行けなかったことではなかったな。と。
旅の本質、何をしに、見に、その場所へ行くのか、を見失ってはいけないですね。