2024年にウズベキスタンを旅行しました。
行ったところは、タシュケント周辺とサマルカンドとブハラです。
この3つを旅行して感じたこと、気をつけた方がいいことを共有したいと思います。
タシュケント・サマルカンド・ブハラどこが一番良かった?
この答えは、わたしの場合、「ブハラ」です。
なぜかというと、手のひらサイズの程よいサイズだからです。
観光地周辺は「旧市街」と呼ばれるエリアになります。
この「旧市街」は昔ながらの街なかを残しておいてあるエリアです。
大抵、観光客はこのエリアで過ごすわけです。
3日間、ブハラにいたのですが、宿から余裕の徒歩圏内ですべてがある感じです。
ちょっと疲れたから一旦宿に戻って、夕方また観光する、ということができて
「楽」なんです。余裕を持って滞在、観光できます。
サマルカンドには気を付けて!
ウズベキスタンといえば、サマルカンド。
サマルカンドといえば、レギスタン広場。
写真をみれば、おそらく誰でも、「あぁ、ここか!」
とわかるような超有名な観光地です。
ただ、それだけに気を付けてほしいことがあります。
それは、「ぼったくり」
治安はサマルカンドも比較的安心だなぁ、と思いました。
タシュケントでも、ブハラでもあまり感じなかったんですが
サマルカンドでは、とにかく値段が高い高い高い!
もし、自分で動ける方、
例えば、バスやタクシーなどを使って移動ができて
翻訳アプリなんかで会話も対応出来る方には
自力で観光されることをおすすめします。
はとバスのような「Samarkand city tour」バスがなんと!
200000som/人
と言われました!!!しかも1時間のみですよ!
え?ウズベキスタンへ来てはじめてそんな価格を聞きましたよ。
東京のはとバスよりも遥かに高い。
ここウズベキスタンの物価でいうと、20USDぐらいの価格って
正直高すぎます。
Yandex Goのでタクシーを配車すれば、10回はゆうに乗れる感じです。
英語が話せない運転手。さらには、イヤホンを渡されて、各席についているガイド情報を聞けるようになっているのですが、ほぼ全部壊れていて聞けない。※日本語や韓国語など7カ国語ぐらいの案内があるのですが、聞けません。席を移動して聞ける場所を探すとかろうじて英語のみ聞こえる場合がある、といった現状でした。
5箇所くらいに停車するのですが、すべて10分程度。
レギスタン広場に至っては、停車5分程で、降りることができません。
どこかの廟に行ったときは、運転手から「上まで登ったか?」と聞かれましたが
10分で、施設利用料払って、登って降りて、、、ってできるわけないやろ!!!
とツッコミを入れましたよ。(心の中で。。。)
はとバスに関しては、「少々高くても、良いツアーなら許せる」というレベルでなく
いくら払っても時間をもっと有効に使えばよかった、、、と思わせる内容でした。わたしはおすすめしません。。。
そして、かの有名なレギスタン広場。
ここもブハラと違って、近づくには、中に入るには入場料がいります。結構高くて、払わない人は柵の外から眺める感じになります。
レギスタン広場は夜にライトアップもされるのですが、もし、昼間と夜間両方入りたいなら
それぞれで入場料を払わなければなりません。
わたしは、昼間入って、夜は眺めるだけにしました。
ブハラを懐かしく思い出しましたよ。。。
ブハラでは、入場料もなく、気軽にいつでも見学できます。
それから、極めつけは、地球の歩き方のガイドブックにもデカデカと乗っているワイナリー。
楽しみにして行ってみたら。。。
なんと、見学は
300000som/人
と言われました。
耳を疑いました。
2019年発行のガイドブックには「見学・試飲を含めて7USDほど」と書かれていました。それが一気に30USDて。。。しかもウズベキスタンの物価で30usdて。。。
諦めて、それじゃあ、ワインを買って帰ろう、ということにしたのですが
そのワインが
100000som〜/本
日本でも安ワイン飲んでてそんな高いの(ウズベキスタン価格で)買ったことないわ!
と思いましたが1本買うことにしました。
そして、後でまたガイドブックを見れば、ワインは1本20000som〜40000somとありました。
ワインそれ自体まで恐ろしい値上げ!!!
帰国してから、ネット情報を見ると、「35USDて言われた。ここウズベキスタンで!!!でもワイン好きやから、払って見学したら、恐ろしいほどモチベーションのないスタッフがなんの知識もなく、説明もできずで、怒ったわ!!」みたいなことが書かれたあって
あの300000som/人 と言われたのは聞き間違いではなかったことが判明しました。
サマルカンドの町並み
サマルカンドは超有名な観光地で、ウズベキスタンといえば外せない場所です。
なので、昨今、タシュケントよりも人が多い、進んだ街だ!なんて地元の人も仰ってましたが
わたしが見た所、タシュケントの方が圧倒的に都会です。首都ですから。
ただ、観光地がために、悪い意味で栄えてしまっているように思いました。
例えば、
なので、サマルカンドでは価格に気をつけて!と言いたいです。
観光客を狙った「ぼったくり」価格設定には、乗らないようにしてほしいです。
Yandexで十分、観光できると思います!
サマルカンドは、いわゆる「観光地」になってしまっていますが
サマルカンドの人、ウズベキスタンの人はとても気さくで、優しくて好い人ばかりでした。親切で、たくさんいい思い出をつくってくれました。
タシュケントの過ごし方
タシュケントはやはり、タシュケント・サマルカンド・ブハラの中では一番の都会です。
なので、人当たりも都会人ぽくて、ブハラから帰ってきた私は面白いなぁ、と思いました。
食べ物などの価格設定は、特にぼったくり、と感じるものはなかったです。
恐らくその理由は「棲み分け」が出来ているからでは、と思います。
例えば、レストランは、路地のローカルストリートフードもあれば、
中級・高級レストランも普通にあって(観光客目当てでなく)
利用する方が選べるんです。なのでサマルカンドと違って、自分で選べるので「ぼったくり」という感覚はなかったです。
物も圧倒的に多いですし、地下鉄も走っていますしバスも多いし路も広いです。
とにかく、何にしても、「選択肢が多い」というのが印象です。
安いのも高いのも、バスでもタクシーでも、地下鉄でも自分で選べるので
過ごしやすいです。
私はチムガン方面へのツアーを頼んだのですが、タシュケントから1時間ちょっと走れば、もう何もない田舎、郊外です。
都会から離れて全然違う景色になるのが楽しかったです。
それから、超有名ない「チョルソー市場(バザール)」ですが
地下鉄に乗って行ってみました。
改札抜ければ、異世界が広がっていて、出口即、市場になっていて便利です。
色々あって面白いですが
ただ地元の人に言わせると、「高い、高い、高い」だそうです。
雰囲気を味わうためにチョルソー市場に行って、本当に買いたいなら
違う市場(他にもたくさんあります!)へ行くのもありですね。
帰国してから気付いたこと!
タシュケントの地下鉄はクレジットカードをタッチして改札を通ったのですが、
普通は
2000som(現金で)
なんですが、帰国して請求書を見たら
11円
となっていました。
え?通常の半額?
となって調べると、外国のクレジットカードのいくつかは、ディスカウントがある、とWikipediaの説明に書いてあり、納得しました。
わたしは楽天のプレミアムカードなんですが
それだとディスカウントしてもらえるみたいですよ〜♪(2024年)