SEが教える!ファイル共有でつまずいた時に確認して欲しい場所を徹底解説します。
同一ネットワーク間でのファイル共有
macとwindowsでファイル共有するにはいくつかのやり方があります。
今回は、リモートワークなどで、同じネットワーク(wi-fiなど)を使う場合のやり方をご紹介します。
ファイル共有ができると、ファイルの移動ができるので、片方の空いているストレージにアクセスすることができ、ストレージの節約や有効活用にもなります。
ただ、空いているストレージが少ない場合や、いっそうのこと、ストレージとして1台のマシンを使いたい場合は、NASがあると便利です。NASだと、ファイル間共有の面倒な設定が要らず、マシン丸ごとストレージとして仕えてバックアップなどにも便利です。
いろいろ使ってみて、わたしがおすすめするのはSynologyのNASです。
設定が面倒、またはもっと大容量を共有したいならNAS(ネットワークHDD)が最強です

面倒な設定が要らず、すぐ使えます
ルーターの設定確認
まず、Macとwindowsマシンが同じネットワークに接続していることを確認します。
ルーターによっては、いくつかの名前でネットワークを分けている場合がありますが、必ず同じ名前のネットワークに接続します。
ここでの大きなチェックポイントは、ルーター側の「ネットワーク分離機能」と「SSID分離機能(セパレータ)を使わない設定になっていることです。
上記の機能を「使用する」に設定していると、例え同じネットワークに接続していても、外部のインターネットにはつながるが、ネットワーク内の各デバイス間はつながらないという状況になります。
この状態では、いくら各デバイス上でファイル名や共有設定をしても、外部ネットワークにしかつながらないので、お互いがつながることはありません。

macのAirplayがつながらない場合も、この設定が原因な場合が多いです。
古いルーターだと速度が遅くてイライラしませんか?新しいルーターを検討してみるのも手です。1年も経てば機能がより充実したルーターが出ています。特に気を付けたいのはセキュリティ対策です。古いルーターでは新しいセキュリティ設定ができない場合があるのでルータの見直しもおすすめします

NECのAtermは実績も信頼もダントツです。最新のルーターでセキュリティを固めましょう!
mac側の設定windows側の設定の基本的な違い
ファイル共有をする場合、macとwindowsでそれぞれ共有設定をするんですが
設定の基本的考え方が違うので、大きな流れを紹介します。
どちらもそれぞれ、共有するフォルダを決めて、そのフォルダに専用のユーザーを割り当てる、という作業です。
ただ、windowsの場合は、フォルダを作って、そのフォルダ設定でユーザーを紐づける、という流れで、Macの場合はフォルダを作って、システムの共有設定からフォルダとユーザーを紐づけるという流れになります。
MacからWindowsの共有フォルダに接続する
共有専用のユーザーアカウントを作成する
Windowsのメインアカウントとは別に、Macから接続するためだけの「鍵」となるユーザーを作ります。

セキュリティの観念から、メインアカウントを使うのではなく、共有専用のユーザーアカウントを使うことを推奨します。
1. Windowsで共有専用ユーザーを作る
- Windowsの [設定] > [アカウント] > [他のユーザー](または家族とその他のユーザー)を開きます。
- [アカウントの追加] をクリック。
- 「このユーザーのサインイン情報がありません」>「Microsoft アカウントを持たないユーザーを追加する」を選択。
- 名前に
macshareなどと入力し、シンプルなパスワードを設定します。
2. フォルダの共有設定にそのユーザーを追加する
- 共有したいフォルダを右クリック > [プロパティ] > [共有] タブ > [共有…] をクリック。
- プルダウンから先ほど作った
macshareを選び、[追加] を押します。 - アクセス許可のレベルを「読み取り/書き込み」などに設定し、[共有] をクリック。
- [パスワード保護共有] を「オン」に戻します。
3. Macから接続する
- MacのFinderでWindowsマシンを選択し、[別名で接続…] をクリック。
- 名前に
macshare、パスワードに先ほど決めたものを入力します。 - **「キーチェーンにこのパスワードを保存」**にチェックを入れておけば、次回から自動でつながります
もしくは
- Macの「Finder」を開き、メニューバーの [移動] > [サーバへ接続…] をクリック。
smb://(WindowsのIPアドレス)を入力して接続。

Commandキーとkキーを同時に押すと、サーバー接続のダイアログが出ます。そこにsmb://(WindowsのIPアドレス)と入力して「接続」ボタンをクリックします。

WindowsのIPアドレスはWindowsスタートボタンを右クリック→ターミナル画面を開きます。そこにipconfigと入力してエンターキーを押すと、結果が表示されます。その中で、IPv4という部分にあるアドレスがWindowsのIPアドレスになります。
うまくいかないときのチェックポイント
ユーザー名に「PC名」をつけて入力する
Mac側のログイン画面で、ユーザー名を以下のように入力してみてください。
- ユーザー名:
(Windowsのコンピュータ名)\macshare - パスワード: 先ほど作成したパスワード
※Windowsのコンピュータ名は、Windowsの設定 > システム > バージョン情報(または詳細情報)で確認できます。これを入れることで、Macに対して「このPCの中にいるmacshareくんというユーザーだよ」と明示的に伝えられます。
「ネットワーク経由のアクセス」を許可する
Windowsのセキュリティ設定で、新しく作ったユーザーがネットワーク越しにログインすることを制限している場合があります。
- Windowsの検索バーに 「コンピュータの管理」 と入力して開きます。
- 左側のツリーから [共有フォルダ] > [共有] を選択します。
- 目的の共有フォルダを右クリックし、[プロパティ] を開きます。
- [共有アクセス許可] タブで、作成したユーザー(
macshareなど)を追加し、「変更」と「読み取り」にチェックが入っているか確認します。
Macの「キーチェーン」を掃除する
実は、Mac側が「古い(間違った)ログイン情報」を記憶してしまっていて、新しいユーザー情報を入力しても裏側で古い情報を使い続けて弾かれているケースが非常によくあります。
- Macで [Command] + [スペース] を押し、「キーチェーンアクセス」と入力して起動します。
- 右上の検索欄に、WindowsのPC名やIPアドレスを入力します。
- 出てきた項目(種類が「ネットワーク共有パスワード」となっているもの)をすべて右クリックで削除します。
- Macを一度再起動します。
- 再度、FinderからWindowsへ接続し、新しく作ったユーザー名とパスワードを慎重に入力します。

実はこれが最も見落としがちで原因そのものだったりします。マックのキーチェーンのお掃除は大事!
WindowsからMacの共有フォルダへ接続する
Macで共有専用のユーザーを作成する
- Macの [システム設定] > [ユーザーとグループ] を開きます。
- [ユーザーを追加…] をクリックします(ロック解除を求められたらパスワードを入力)。
- 「新規ユーザ」を [通常] または [共有のみ] に設定します。
- 共有のみ: そのユーザーでMacに直接ログインすることはできず、ネットワーク共有専用となります(より安全です)。
- 「フルネーム」と「ユーザ名」を決めます(例:
win_guestなど)。 - パスワードを設定し、[ユーザを作成] をクリックします。
作成したユーザーに共有権限を与える
- [システム設定] > [一般] > [共有] > [ファイル共有] の右にある「i」マークをクリックします。
- [オプション…] をクリックします。
- 「Windowsファイル共有」のリストにある、今作成したユーザー名(例:win_guest)にチェックを入れます。
- ここでそのユーザーのパスワードを求められるので入力します。

リストに作成したユーザーがない場合は、ユーザー作成の際、「共有のみ」として作っていることが原因の可能性があります。一度、新規ユーザー作成で「通常」を選んで作成してください。※OSのバージョンによって違いが現れます。
- [完了] を押して前の画面に戻り、「共有フォルダ」リストから共有したいフォルダを選択します。
- 右側の「ユーザ」リストの下にある [+] ボタンを押し、作成したユーザーを追加して、アクセス権(読み書きなど)を設定します。
共有するファイルの設定
- [システム設定] > [一般] > [共有] を開きます。
- [ファイル共有] の右側にある「i」マーク(またはスイッチ)をクリックして オン にします。
- [オプション…] ボタンを必ずクリックしてください。
- 「SMBを使用してファイルやフォルダを共有」 にチェックを入れます。
- 重要: その下の「Windowsファイル共有」リストにある共有専用ユーザー名にチェックを入れます。
- ここでパスワードを求められるので入力します。これでMacがWindows用の認証形式でパスワードを保存してくれます。
- [完了] を押し、共有したいフォルダが「共有フォルダ」リストにあることを確認します。
Windowsから新しいユーザーで接続する
- Windows側で、以前の接続情報が残っているとうまくいかないため、一度「資格情報マネージャー」から古い情報を削除するか、コマンドプロンプトで
net use * /deleteを実行して接続を切ります。 - エクスプローラーのアドレスバーに
\\(MacのIPアドレス)を入力します。 - ユーザー名とパスワードを求められたら、新しく作った共有専用ユーザーの情報を入力します。

Macのコンピューター名はMacの「共有」設定画面にIPアドレスが表示されています。
まとめ
同一ネットワーク間でのmacとwindowsのファイル共有の設定とうまくいかないときのチェックポイントをまとめてみました。
大前提としてのルーターの設定見直しから行っていますので、ページ上記から見直していけばmacとwindows間でファイル共有が実現します!
また、それでもやっぱり「設定が難しい!」と感じる方や「スマホからも接続したい!」方にはNASの導入をおすすめします。
| 解決策 | 手間 | コスト | メリット |
| 今回の設定(SMB) | 少々あり | 0円 | 今すぐ無料でできる |
| NAS導入 | 最初だけ | 2〜3万円 | 安定・高速・スマホ対応 |
どぼ愛用のPC周辺機器
元SEのどぼがおすすめするPC周辺機器たちです。実際使ってよかったものだけを厳選!
Synology NAS
フォトグラファーでもあるワタシが写真のバックアップに、非常に重宝しているのがNASです。大容量でネットワーク上でPCから簡単にデータ移動できます。USBも付いているので増量も容易。

ここまでの設定をやってみて、『やっぱり難しい!』と感じた方や、PCの電源を入れっぱなしにするのが面倒な方は、NASを導入するのが正解です。一度設定すれば、スマホからも写真が見れるようになりますよ。」
NEC Aterm ルーター
NECルーターは信頼と実績がダントツです。セキュリティ対策もこれで安心です。
MacとWindows両方で使えるUSBハブ
macとwindowsでファイル共有したいけど、設定に戸惑って、、、とにかく今すぐとりあえず!って時にはUSBが断然おすすめです。早いし、これ以上わかりやすいデータ移動はない!移動にはこのハブを使って!
Bo Yataのノートパソコンスタンド
かれこれ5年くらい使っていますが、びくともしません。安定しています。ねじがゆるくて支えが落ちてきたり、なんてことは全くありません。最初、ちょっと高いかな、と迷ったんですがこの耐久性で納得です。安物買いの・・・にならなくてよかった。
ケーブル収納ラック
なんで、こんなものがこの値段?!と思ったのですが(口悪い。。。^^;)
とんでもない。同じようなものを自作しようと思ってホームセンターへ行ってみたけどなくて、結局この値段になるのは納得でしたw
そして使ってみて。。。。もう。。。最高!同じタイプでメッシュもありますが、そちらもよいです。とにかく、浮かす。これ基本!



